営業力の強化については前にも一度書きましたが、今回改めて補足を含めて書いてみようと思います。
そもそも営業力って一言で言っても説明できる代物ではなく、企業がただ単純に営業マンを増員を行っても営業力強化の一環なのですが、ここでは個別の営業マンの営業力強化について考える所を色々書いてみようと思います。
営業力=総合力とバランス感覚であって個々の要素を高める事、すなわち営業力の強化って事になります。
ではここの要素(能力や行動)はどのような項目が有るのでしょうか?
■行動力(行動量)
行動しなければ何も始まらないのが営業マンなのでして、先ず最初にこの項目を書きました。
売れない営業マンをなんとかしようとする場合は先ず、日報をチェックしてみると行動量が少な過ぎるのが一目瞭然である場合も多いのです。
朝のスタートを一時間早くするとか、移動時間で無駄が出ないようにするとか、無駄な長時間の訪問を短くするなりで、行動量を増やす事が一番手っ取り早く、営業力強化につながる場合も非常に多いのではないでしょうか?
■人脈
人脈を駆使して営業成績を上げて又、普段から人脈作りに精を出しているマメな営業マンもいますね?
直ぐに、人脈を作る方法は有りませんが、何年も同じ業界で仕事をしていて、全然人脈が増えないようであれば、何かが足りないのかもしれません。
■営業テクニック(営業トーク)
もっぱら営業研修などでは営業テクニック(営業トーク)の研修を行う場合が多いと思いますので、営業力強化と言えば真っ先に頭に浮かぶ項目ではないでしょうか?
■人柄(演技力)
人柄は営業成績に関係してきますが、人柄は簡単に変えることは出来ませんね?
しかし演技力を磨くことは出来る事ですね?
■情報量(情報収集能力)
これは前回のコラムで書きましたので割愛いたします。
そうしますと、結論が見えてきたと思いますが、営業力強化と叫んでも何も変りませんが、個々の項目別に現状を把握して、必要な部分を強化していけば、結果として営業力の強化が達成出来るって事だと思います。