売れる営業マンとは行動力(行動量)+人脈+営業テクニック(営業トーク)+人柄(演技力)+情報量(情報収集能力)の要素から決定されると思いますが、今回は営業マンの情報収集能力について思う所を書いてみようと思います。
さて最近の営業マンは情報の収集をインターネットに頼りすぎてはいないでしょうか?ってのが今回のメインのテーマになってくると思います。
別に営業マンがインターネットを活用して営業に必要な情報を集める事は、おおいに結構な事で時間も節約できますし、むしろインターネットを活用して情報を集める事が出来ない営業マンは情報収集力が低くなってしまいます。
しかし、がしかしですね~営業マンが簡単にインターネットで収集できる情報は、売り込みに行くお客だって簡単に収集できますし、ライバル他社の営業マンも簡単に情報にアクセスして集める事が出来るって事なんですね?
ですから普通にインターネットの検索を駆使して情報を集める事は、最低限必要で集まった所がスタート地点になりまして、インターネットで集める事が出来ない情報をどれだけ収集できて営業活動に役立てる事が出来るかどうかが大切な事になってくると思います。
※最近ではインターネット上に氾濫する情報の山から必要な情報だけより分ける能力がより必要になってきていると感じますし、誰もがネット環境が有れば間単に一定量の情報を手にする事が出来てしまう訳ですから、むしろスタートラインが上に上がったと考えるほうが良いでしょうね?
ではそのインターネットで収集できない情報とは?つまり自分の目で見たり耳で聞いた情報の事で有りまして、営業現場で出くわすお客などからの情報って事になりますが、ライバル他社の動向や市場の声、販売現場の声などはなかなかインターネットでは拾いきれないと思います。
もう一つ書きますと、インターネット上の情報はタイムラグが有るって事です。
この辺りは勘違いしないで戴きたいのですが、確かにインターネット上に掲載された情報は瞬時に世界中で閲覧が可能な状態になりますが、インターネット上にその情報が出てくるまでには時間がかかるわけでして、誰かがその情報を公開しない限り出てこないって事なんですよね?
勿論、ライバル他社が知られたくない情報や営業戦略の変更などは一切インターネット上には公開しないのは当たり前ですので、ネット上で拾える情報は極々限られた情報であるって認識が必要になってくると思います。
要はバランス感覚って言葉で表現が出来ると思いますが、バランス感覚の無い営業マンでは、情報が偏ってしまいますし、量はあっても持っているのが、他人も知っている情報だったりしてしまうわけですね?
では、営業マンが営業現場で集める情報に関しての話をしますと、基本は顧客との人間関係の構築に尽きるのではないでしょうかね?
幾ら訪問しても信頼関係や人間関係が構築されていない状態では、相手から情報を聞き出す事は出来ませんね?
そうしますと、情報の収集をインターネットばかりに頼っている営業マンは、現場での情報収集が疎かになりがちで、顧客との信頼関係や人間関係の構築も疎かになってしまう可能性が高くなりますので、結局売れない営業マンになってしまう場合が多いのでは無いでしょうかね?
営業マンはバランス感覚を大切にって所でしょうかね。