営業マンの手作り情報誌

2022/8/16更新

営業マンの手作り情報誌

営業マン(特にルート営業)の方の中では、自分で手作りの情報誌を作成して固定客に毎月配っている人もいますし、営業所単位で手作りの情報誌を作成している場合も有ると思います。

で情報誌を作成してお客に配って効果が有るかどうかですが、余程の事が無い限り営業にプラスになります。

手間は掛かりますが、営業マンが訪問した際に担当者が不在だった場合ですとか、口頭で伝えきれない情報ですとか、所長など責任者の方の考えなどを効率良く伝える事が出来ますので、ルート営業では積極的に取り入れるべきだと思います。

私がサラリーマン時代に顧客向けに情報誌を作って配っていた事が有るのですが、実は情報誌を作るにはそれなりの情報やネタを集める必要が有りますので、営業としての知識ですとか薀蓄が作っていますと自然に頭に入ってきまして、営業に必要な知識の巾が広がった覚えが有ります。

まあ中には会社単位で情報誌を作成して毎月、お客に郵送している場合もあるのですが、どうも体裁を気にし過ぎて、つまらない内容になってしまったり、堅い内容になりがちですので、出来れば現場レベルで自由に作成できれば良いのでは無いでしょうか?

内容にしても、毎月発行となりますと最初に内容を詰め込み過ぎて作ってしまいますと、その後の発行で時間がかかり過ぎてしまったり、営業マンの手を取りすぎてしまったり致しますので、最初はA41枚レベルで、営業マンが分担して作成するのも良いのでは無いでしょうかね?

営業マンの方も日々の売り上げ目標(ノルマ)に追われていますと、更に仕事量が増えるのには二の足を踏んでしまうのですが、少し考えてみて頂きたいのです。

営業マンの仕事は商品やサービスを販売する事ですが、その為にはお客に対して情報を伝えてお客が買う気にならなければ、販売は成功しませんね?

つまり情報をいかに的確に伝えるかが勝負でして、手段は口頭でのセールストークだけでは無いですよね?

最近ではEメールを使ったDMやFAXDMなどの活用も有りますが、メールの場合ですと受け取った本人以外には情報が伝わりませんし、FAXですと受信する側が紙やインクを負担する事になってしまいますので、お客によっては使わないほうが良いと思います。

紙媒体によります手作り情報誌のメリットは、比較的相手の会社の複数の人間の目に入りやすいって所ではないでしょうか?

しかし私が思うに作る行為そのものが下手な営業研修よりも余程営業マンのスキルアップになると考えてきます。

ですから営業マン一人でも営業所単位でも現場の営業マンが自ら考えてお客にもって行く情報を紙に記して持っていくって形で、一度作成してみるのも良いのでは無いでしょうか?

追伸
ひとつ大切なのはやり始めたら継続して続けて行くって事だと思います。
1回や2回では営業的な効果は薄いと思いますが、継続は力なりって事で続ける事です。

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