雑誌などで我が社のトップ営業マンの類の特集があったり、ネット上で営業ノウハウを販売するサイトでも自称トップ営業マンが沢山出てきますが、今回はトップ営業マンについて思う所を書いてみようと思います。
先ず、素直な感想で元トップ営業マンは何故こんなに大量にインターネットや雑誌の世界に出てきて、自分の営業ノウハウを販売を始まるのかってのが、一番に感じる事ですよね?
もし、そんなに売れるノウハウを持っているので有れば、自分で販売会社を作って、売れる営業社員を大量に育成して、大きな利益を上げれば良さそうな物だと思います。
実際に、トップ営業マンが出世して社員の育成で成果を上げている例も数多く有ると思いますが、不思議と元トップ営業マンの方が、コンサルの世界に出てくる例が非常に多いわけで有りますね。
これはトップ営業マンだったけど・・・出世出来なかった人が多いのか、営業成績に見合った収入が得られなかったので外に出てしまったのか、はたまた自分の販売ノウハウに絶対の自身が有るので、元トップ営業マンの触れ込みでノウハウの販売を始めたのか、実際のところはどれが多いのでしょうかね?
話を現役のトップ営業マンに移そうと思いますが、2名以上の営業マンが存在する企業では、一年間で一番売上が多い営業マンが、トップ営業マンになるわけでして、営業マンが一人しかいない会社でも、在籍している一名の営業マンがトップ営業マンになると思います。
※えっとトップ営業マンになる方法・・・営業マンが一名しかいない企業の営業マンになる事になってしまいますね?
そう考えますと日本中には何十万人のトップ営業マンが存在してしまうわけですから、何だか有り難味が少なくなってしまった気が致します。
さて少し話を真面目側に移動しますと、トップ営業マンの要素について考えてみようと思います。
商品力は他の営業マンと一緒ですので、それ以外の要素を分解して考えて見ますと少しはトップ営業マンになる方法が見えてくると思います。
■行動量(営業活動量)
■提案力
■商談発生から決定までの平均日数
■市場(テリトリーや固定客がある場合の顧客)
■新規開拓能力
■商談決定率
■人脈
出せば結構出てくるものでありまして、一言でトップ営業マンと言いましても構成する要素は一つや二つで無いので有りまして、今はトップ営業マンではない方も、一つ一つの要素の能力を高めたり、改善を行う事によってトップ営業マンに近くなってくるのです。
※追伸
とはいえトップ営業マンは一人しかなれませんので絶対になれる訳では有りませんね。