営業マンの営業成績と机の上が散らかっているか、整理整頓が出来ているかの相関関係が有るかどうかについて今回は考えてみようと思います。
一般的に言われる事は、机の上(もしくは引き出しの中)が乱雑な営業マンは、営業資料を引っ張り出して何か提案書を書く場合など、目的の資料を探し出すのに時間がかかるので、営業効率的に良くないと言われますね?
確かに、その通りでもっともなのですが営業成績抜群の営業マンでも机の上が乱雑になってしまていたりする場合も有るのですね?これが。
これは、売れる営業マンほど多くの営業案件を抱えている場合が多く、現在進行中の商談物件が複数並行に走ってしまっている場合など、整理して仕舞ってしまうと、分からなくなってしまうので机の上に、本人としては分かりやすく置いている場合が多いのでは無いでしょうか?
これは、私を含めまして営業提案書だとか見積書をパソコンの画面で見るだけではどうも・・って感じで紙に印刷してしまいまして、印刷した紙を見終わったからといって、直ぐにゴミ箱に移動するのもどうかって感じでして、さりとてパソコン内ではデーターが保存されていますので、紙に打ち出した見積書とか提案書をファイリングもしない故に、机の上に紙が残っていて、机の上が整理整頓されない場合が多いのでは無いでしょうか?
ですから、まずパソコンの画面で確認出来る資料で提出の必要の無い物は画面上で確認して、プリントアウトしない事で随分と営業マンの机の上も整理整頓されてくると思います。
それと、もう一つ営業マンに配る資料の類ですね。
これも上司や会社から配布された資料ですから見終わって直ぐにゴミ箱に直行させる訳にはいかないので、営業マンの机に何時までも残っている事が多いと思います。
こちらも、例えば紙での打ち出しは部署で一部だけプリントアウトして社内で回覧して、営業マンが見終わったら回覧資料を一箇所にファイリングしておいて、更にグループウェアなどに資料をアップしておけば、営業マンの机の上にやってくる紙は随分と減ってくると思います。
後は基本的に営業マンの机の上が整理されているかどうかは、不要な資料などを分別してゴミ箱に移動する技術だと思います。
私のやり方を少しここでご紹介してみようと思います。
先ず、机の脇には捨てる資料などの一時的な保存用の箱を用意して有りまして、完全にゴミ箱に移動する前に、一時保存用の箱に移動させます。
一時保存の箱ですから完全に捨てた訳でも有りませんので、後で必要になった場合には何時でも取り出せるのですが、半年に一回位は、一時保存用の箱の古い半分位を見直して、完全に不要な資料や提案書を完全にゴミ箱に移動するような流れを作っています。
このやり方ですと、営業資料などで捨てるか迷った場合でも、先ずは一時保存箱に移動してしまえば良い訳ですので、後で取り出せる安心感が有りますので、机の上の整理整頓には非常に役立っています。
机の上の片付けが苦手な営業マンの方は試してみては如何でしょうか?