営業活動を行なう上で企業の知名度を切実に感じる営業マンも多いと思います。
その為に企業は営業車に社内やロゴを書いてみたり、折り込みチラシを使ってみたり、特定の業界向けの場合であれば、業界紙に広告を出したりする訳ですが、中でも一番効果が大きく知名度が上がるのは、テレビココマーシャルではないでしょうか?
但し大きな資金力を必要とします・・・視聴率の関係で金額は大きく違ってきますが少なくとも千万円の単位の金額が必要になってきてしまいますので、多くの企業ではおいそれとは手を出せないのが現状ではないでしょうか?
又、秒単位の短い時間の中での広告宣伝ですから、詳しい内容までを伝える事は出来ませんので、せいぜい企業の名称とサービスの概略レベルのもっぱらイメージ先行の企業イメージアップが目的になっていると思います。
※幾つかの例外は有りまして、有名なところで某大手引越し業者や某大手食品メーカーのカレールーのテレビコマーシャルでは即座に大量の注文に結びついたと思います。
数年前から、ネットとテレビの融合って言葉が出てきていますが、テレビコマーシャルの世界とインターネットのホームページが上手く結びついてくれば、更にテレビコマーシャルの効果は上がってくると思うのですが、テレビの業界がインターネットとのつながりに消極的な感じが致します。
例えば、番組を見終わった後に番組の最中に流れたCMのリストを表示させる事が出来て、気になった広告の提供企業の欄に書いて有るアドレスをリモコンか何かで選ぶと、そのまま企業のホームページへジャンプ出来る形でも良いのではないかと思います。
※無料動画配信のサイトでは、途中でコマーシャルが入ったり画面の横にバナー広告が表示されていたりしていますが、番組を中断してまでクリックして企業のページに見に行くユーザーは少ないと思います。
本来、テレビやラジオのコマーシャルは配信されてその場限りで、配信された一瞬で勝負って感じなのですが、インターネット広告の場合は、好きな時に情報に辿り着けるメリットが有ると思います。
ですから、テレビとインターネットの融合を考えてより効果的な広告手法を考えた場合、両者の長所を生かす形が望ましいと思いますので、テレビコマーシャルを使った、イメージアップ戦略は絶大なのですが、その場限りになってしまう所を、上手くインターネットの活用を考えれば、テレビコマーシャルの力は増すと思いませんか?
そのようなやり方をする為にはハード面の整備も必要になってきますが、知名度やステータスはテレビコマーシャルがまだまだ高い位置に存在していると思いますので、積極的にインターネットとの融合を考えても良いのでは無いでしょうか?
追伸
テレビコマーシャルの力は不思議なもので、なんども同じ企業のCMを見ていますと、知らない間に自分の中の企業に対するイメージが上がってきてしまいますね?
ですから特定の業界に向けて営業を行なっている企業の中では、一般のテレビコマーシャルを流している企業も有るのだと思います。
テレビコマーシャルを流すには莫大な資金力が必要な事は、みんな分かっていますのでそれなりの大きな企業だって事は伝わりますからね?