毎年、花粉が飛び散る季節になりますとマスクをして外回りをしているとおぼしき営業マンを町で見かける事が多くなってくると思います。
もはやすっかり季節の風物詩と言っている場合ではなく、花粉症の営業マンにとっては、営業に出て行くだけで一仕事になってしまうのではないでしょうか?
症状が思い場合には、目のかゆみやクシャミ鼻水などで、商談の最中であっても商談どころの状態ではなく、頭もボーっとしてしまいますので、商談に集中できない上に、相手の言葉が頭に入らなかったり、自慢の営業トークもクシャミと鼻水に邪魔されまして、発揮できなくなってしまいますね?
お客も、営業マンが花粉症でグシュグシュやっていれば、勿論商談に集中できませんし、お客が花粉症で有った場合でも、まともに営業マンと話をしようという気力も下がってしまって、早々と商談を切り上げられてしまう可能性だって有ります。
ひたすら新規顧客開拓の営業マンや個人宅の訪問販売を行っている営業マンの中にはお手上げ状態になってしまう営業マンも存在するかもしれませんね。
又、営業マンの上司も花粉症で有ればまだ理解を示してくれるかも知れませんが、それでも売り上げ目標が下がる事は決してない訳でありまして、営業マンもまた売上低迷の理由を花粉症を理由にして報告書に書ける猛者も少ないのではないでしょうか?
もし花粉症の時期には出かけていって客先を訪問する事を最低限にする事が出来るのであれば、訪問以外の別の方法で売上アップを目指すやり方を考えたり、実行する機会と捉えられれば良いですよね?
まああまりにグズグズの状態で客先に出かけていって、商談も満足に出来ないようであれば、訪問しないで売上に貢献出来る方法を考えてみるのも良いかもしれませんね。
※実際に、会社を出て移動して客先に訪問する事は営業マンの基本行動では有りますが、時間と経費を非常に使う活動でもある訳でして、訪問を最低限に抑えて販売実績を伸ばせる方法が有るとすれば、営業効率は格段に良くなります。
■メールや電話やFAXなどを上手く活用してお客(顧客)へアプローチを考えてみる
どんなに少なく見積もっても、営業マンが自分で移動して客先に訪問するよりもメールや電話やFAXなどを上手く活用してアプローチを行えば、訪問活動の10倍以上の顧客(お客)へアプローチを行なう事が可能になりますし、勿論 花粉症の状態が相手に伝わる事もありません。
■商品の勉強や販売促進ツールの整理に勤しむ
多くの花粉症の場合でピークは1週間程度だと思います、花粉症の始まりから終わりまでって訳にはいかないと思いますが、ピークの時は普段ゆっくりと時間を割く事が出来ない部分に時間を掛けてみるのも良いと思います。
そんな余裕もないし、営業マンとしては外に出ないと仕事にならないって声も聞こえてきそうな気がします。
しかし、営業マンの仕事も1ヶ月単位で考えて見ますと、100%仕事が外回りの場合は非常に稀で有りまして、客先に訪問する以外にも営業マンがやるべき事は数多くあるはずです。
花粉症があまりにひどい場合であれば、営業マンの活動を1ヶ月単位で調整をしまして、上手く振り分ける事が出来る位の、能力も養っておいても損はないと思いますよ。
追伸
私も軽い花粉症でありまして、そんな時は極力外には出ないようにしていますが、仕事は上手く回しています。