営業の基本と言える新規顧客開拓ですが、一方的に売り込みやアプローチを行うよりも、何らかの”きっかけ”が有れば、非常に新規顧客開拓はやり易いと思います。
勿論きっかけには、お客が向こうから問い合わせをしてくる、誰かの紹介を貰って訪問出来るって強いきっかけも有りますが、そうそう簡単に出てくる訳も無く、何らかの方法できっかけを作りたいと思っている、新規顧客開拓中の営業マンも多いと思います。
良く言われる事ですが、面識のない相手と話が出来るきっかけを出来るだけ多く作る為には、売り込まないと言いますか、最初は売り込みを感じさせない手法できっかけを作ったほうが、成功率が高いと言われます。
この手法は普及してきたインターネットの世界では非常にポピュラーな手法で有りまして、様々なフォーラム(出身学校、地域、趣味、情報交換の掲示板)などで、営業的な表現を一切しないで、発言をしながら知り合うきっかけを作って、最終的には訪問出来る所まで辿り着いてしまう営業マンも存在します。
※しかし自然にきっかけを作る事はなかなか簡単に出来る事ではなく、きっかけさえ有ればって思っている営業マンも多いと思います。
さてもう少し話を進めますが、本題の新規顧客開拓ときっかけ作りですが、自然に自分からきっかけを作り出せる極々少数の営業マンと、きっかけを掴めるタイミングで素早くきっかけを作ってしまう営業マンが存在すると思います。
その辺りは会合とか展示会場での話が多いと思いますので、他の良く使われる”新規顧客開拓のきっかけ作り”について書いてみようと思います。
これはポスティングでも折り込みチラシでも兎に角、相手の目に触れれば媒体は何でも良いのですが、そこで注文とか問い合わせのようなお客からのアクションよりも、ずっとずっと低いレベルでのお客からのアクションを”きっかけ”にして新規顧客開拓につなげている例は数多いと思います。
例えば
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例で言いますと上に行くに従って、顧客になる可能性が高い人からのアクションになると思いますが、クイズの応募でも何でも、お客からアクションを起こしてさえ来てくれれば、先ずは何らかしらのきっかけになる訳ですね?
これは営業マンのほうから人為的に作り出した”きっかけ”って事になりますが、中堅以上の営業マンであれば些細なきっかけが有れば、営業トークを駆使して、新規顧客開拓まで持っていけた例は多いと思います。
世の中の営業マンの多くが、きっかけさえ有れば商談に持ち込めるって場合が多いと思いますが、そのきっかけが無くて商談にならない事が圧倒的に多いのでは無いでしょうか?
勿論、些細なきっかけから商談や新規顧客開拓に結び付けるまでには、営業力を必要としますが、きっかけが無ければ営業力を持っていたとしても、使い道が無いですからね?
そんな訳で、新規顧客開拓が少なかったり、商談が少ない場合はきっかけについて考えて見るのも良いのでは無いでしょうか?